国崎クリーンセンターの現状と今後について

8月10日の組合議会の定例会後、議員総会が開催されました。先ず、当施設のダイオキシン類総排出量について説明がありました。当施設組合では、平成21年の設立当初より、周辺住民と協議を重ね、国基準より厳しいダイオキシン排出の制限をしています。現在は、ごみを焼却後一部を除いて溶融し再資源化に。しかし、この過程においてCO2の発生が課題となっています。また、令和10年に灰溶融炉の耐用年数を迎えることもあり、今後の施設の在り方についての議論がなされました。管理者からの説明では、灰溶融炉改修費、ランニングコスト、CO2の問題などを考え、改修し溶融する処理ではなく埋め立てる処理の提案がありました。ダイオキシン抑制を目指して設立した当施設としては、先ずは周辺住民の方々のご理解、そして1市3町の住民に対しての周知が大事です。一方。ごみ処理問題は環境問題だけでなく、気候問題(温暖化)につながっていあす。近年の気候温暖化により、様々な生態系や災害につながっています。また、管理者からの説明の中にはSDGsの目標達成をめざすこととありました。これらのこともあわせて、住民理解をして頂いたうえでの方向転換が実施されることを望みます。
終了後、豊能町中川あつし議員と能勢町森田のり子議員と共に。