任期最後の一般質問 現場の声を県政へ
6月8日、第375回兵庫県議会定例会において、今任期最後となる一般質問に登壇しました。議員として活動する中で大切にしているのは、地域の皆さまから伺った声を県政へ届
けることです。朝の駅頭活動や地域行事、防災士としての活動、各種団体との意見交換を通じて寄せられた声をもとに、今回は6項目について質問を行いました。テーマは「子育て支援」「高齢者支援」「交通安全」「脱炭素社会の実現」です。
まず、多自然地域における新婚・子育て世帯の住宅政策について質問しました。
猪名川町では今年4月、私立六瀬ほしのさと小学校が開校し、新たな地域づくりが始まっています。一方で、人口減少や空き家、空室の増加などの課題もあります。私は、多自然地域への移住・定住を促進するため、県が阪神間で進める「子育て住宅促進区域」の取組を県内各地へ展開すべきと提案しました。知事からは、多自然地域の特性も踏まえながら、空き家活用なども含めて検討を進めるとの前向きな答弁がありました。
また、県営住宅の活用についても質問しました。
県営住宅は住宅セーフティネットであると同時に、地域活性化を支える重要な資源です。猪名川町では、県営住宅を活用した「お試し居住」が移住促進につながった事例もあ
ります。答弁では、市町との連携を強化しながら、お試し居住や目的外使用制度の周知を進めるとともに、VRを活用した住宅紹介など新たな情報発信にも取り組む考えが示されました。
続いて、家庭部門における脱炭素の推進について質問しました。
昨年、丹波市では41.2度を観測するなど、猛暑は県民の健康や命に直結する課題となっています。私は、「我慢を強いる省エネ」ではなく、快適な暮らしと脱炭素を両立させる取組の重要性を訴えました。県からは、「うちエコ診断」や太陽光発電設備導入支援、高効率空調設備への支援などを通じて、行動変容と省エネを促進していくとの答弁がありました。高齢者の外出機会確保についても取り上げました。高齢者の社会参加は介護予防や健康寿命の延伸につながります。しかし、地域によっ
てはバス路線の減便などにより、通いの場へ行きたくても行けないという現実があります。私は、福祉の視点から移動支援について質問し、再質問も行いました。県からは、シニアカー購入補助やタクシー補助、送迎支援など市町の先進事例を横展開していくとの考えが示されました。高齢者が住み慣れた地域で元気に暮らし続けるためには、移動手段の確保は欠かせません。引き続き取り組んでまいります。

交通安全分野では、自転車通行空間の整備について質問しました。
川西市・猪名川町では、自転車通学や日常利用が多い一方で、安全な通行空間が十分とは言えません。答弁では、県と市町が連携しながら、連続性のある自転車通行空間整備について検討
を進める考えが示されました。また、今年9月から全国で生活道路の法定速度が時速30キロへ引き下げられることを踏まえ、県警に対して周知強化を要望しました。県警からは、自治体広報紙やSNSなどを活用しながら、県民への周知を強化するとの答弁がありました。
さらに、自転車の幼児同乗制度についても質問しました。
現在、幼児用座席に乗せられるのは「小学校就学前まで」とされていますが、子育て世帯からは不安や戸惑いの声が寄せられています。県警からは、国において制度見直しの検討が進められていること、県としても県民ニーズを踏まえ検討していくとの答弁がありました。今回の一般質問は、私にとって今任期最後の一般質問となりました。しかし、地域課題に終わりはありません。
子育て世帯の不安、高齢者の移動支援、交通安全、脱炭素社会への対応など、現場にはまだ多くの課題があります。これからも川西市・猪名川町の皆さまの声をしっかり受け止め、「現場の声を県政へ」を信条に、一人ひとりに寄り添う政治を進めてまいります。
引き続き、ご指導、ご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。
質問項目
