【未来を拓く新たな財源】 日本版「政府系ファンド」がもたらす希望
国の資産を未来に活かす
「日本版政府系ファンド」のご紹介
こんにちは。兵庫県議会議員の麻田ひさみです。
今回は、公明党が提案する新たな取り組み――**「日本版政府系ファンド」**についてご紹介します。
これは、国が保有する貴重な資産を戦略的に活用し、私たちの暮らしを支える新たな財源を生み出すことを目指すものです。
そもそも「政府系ファンド」とは?
聞きなれない方もいらっしゃるかもしれませんが、「政府系ファンド」とは、政府が年金積立金や外貨準備金などの公的資産を活用し、長期的な視点で投資・運用を行う仕組みです。
世界では、
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ノルウェーが約240兆円のファンドを運用し、福祉や財政の安定に活用
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シンガポールの「テマセク」は教育・産業など幅広い分野へ投資
など、国家経済の柱としての役割を果たしています。
日本版ファンドで実現したいこと
公明党は、「日本版政府系ファンド」によって次のような目標を掲げています。
● 財政基盤の安定化
年金積立金などを計画的に運用し、国の財政を持続可能なものに。
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用実績をベースに、公的資産の可能性をさらに広げます。
● 安定した新たな財源を確保
教育、福祉、子育て支援といった国民生活に欠かせない政策のため、安定的な資金源を確保します。
● 成長分野への重点投資
AI、半導体、脱炭素、スタートアップなど、国家戦略に沿った分野へ将来を見据えた投資を行います。
● 新技術への挑戦
民間では投資が難しい新技術や研究分野にも公的資金を活用し、将来の産業を育てます。
● 官民連携で経済効果を拡大
政府主導で民間資金を呼び込み、より大きな経済波及効果を生み出します。
なぜ今、必要なのか?
日本は世界有数の公的資産を持っていますが、その活用が十分とは言えません。
公明党は、これらを将来の財源へと転換し、
「眠らせる資産」から「活かす資産」へ
と変えていくべきだと考えています。
未来の子どもたちに負担を残さず、安心して暮らせる社会をつくるため、戦略的な資産運用は今こそ必要です。
世界で進むファンド活用の流れ
各国でも、政府系ファンドの活用は広がっています。
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ノルウェー:年金基金を福祉・医療に活用
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シンガポール:教育や産業振興へ投資
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アメリカ・韓国:新たな政府系ファンドの創設に向けた取り組みを推進中
日本もこうした世界の潮流に遅れず、持続可能な社会と経済の実現に向けて一歩を踏み出すべき時です。
「暮らしを支える財源」をつくる
政府系ファンドは、単なる投資ではありません。
**私たちの暮らしを守るための「財源づくり」**という新しい選択肢です。
公明党はこの取り組みを通じて、
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医療
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福祉
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教育
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環境
といった分野に必要な財源を生み出し、安心の暮らしを支える政策へとつなげてまいります。
おわりに
誰もが未来に希望を描ける社会へ――
公明党は、「日本版政府系ファンド」を参議院選挙の重点政策として掲げ、
持続可能な経済と暮らしの安定に向けて全力で取り組んでいます。
これからも、皆さまのご理解と温かいご支援をよろしくお願いいたします。