公明党兵庫県本部夏季議員研修会が開催

8月1日、公明党兵庫県本部の夏季議員研修会が開催され、党常任顧問の山口那津男前代表より、公明党の歩んできた歴史と果たすべき役割について重厚な講演をいただきました。
今回の研修会で山口常任顧問が強調されたのは、時代の激動の中でも変わることのない公明党の立党精神と、「現場主義」を貫く重要性です。月刊誌『リベラルタイム』9月号に掲載された記事「公明党のシンカ ⑰ 『現場主義』を貫き続ける!」の内容にも触れながら、私たちが胸に刻むべき指針が明確に示されました。講演の内容と質疑応答から、要点をまとめさせていただきます。

1. 下野の試練と「現場主義」の再確認
2009年、自公両党は政権を離脱し、野党転落という大きな試練に直面しました。その直後に党代表に就任したのが山口那津男氏(現・常任顧問)です。山口常任顧問は当時の状況を振り返り、「大衆とともに」という永遠の立党精神に立ち返り、全国の地方議員と国会議員が固く結束して党の再建に奔走した歴史を語られました。
訪問対話や徹底したアンケート調査を通じて、地域社会や生活現場の悲痛な声をひとつひとつ丁寧に拾い上げる――。この泥臭いまでの取り組みこそが、公明党の誇る「現場主義」「生活者目線」というブランドを再構築した原点です。政権与党であっても野党であっても、国民の最も近くに寄り添い、現場の声を政策に昇華させる姿勢こそが公明党の生命線であると改めて深く確認いたしました。


2. 自公連立政権における「中道」「軸」としての役割
2012年の政権奪還以降、公明党は自公連立政権の一翼を担い続けています。山口常任顧問は、政治の安定と改革を両立させるうえで公明党が果たしてきた「ブレーキ役」ならびに「政治の軸」としての機能を強調されました。
政治資金問題をはじめとする政治改革の局面において、国民の厳しい視線を受け止め、政治への信頼を回復するためのチェック機能を果たすのは公明党です。自民党が時にポピュリズムや特定の主張に偏りそうになる時、常に国民生活の視点から軌道修正を行い、現実的かつ温かい政策へと導いてきた自負があります。
さらに、民主党政権下で議論された「社会保障と税の一体改革」や消費増税への対応においても、財政再建と社会保障の維持という苦渋の決断の中で、国民生活を守るための軽減税率導入や社会保障の拡充を強く主張・実現してきました。

3. アジアの安定と対話外交、そして「生活を守る」挑戦
外交・安全保障の分野においても、公明党の果たす役割は極めて甚大です。日中関係が冷え込んだ局面においても、山口常任顧問自らが中国を訪問し、首脳会談や対話を重ねることで「政党間外交」のパイプを繋ぎ止め、アジアの平和と安定に寄与してきました。
また、格差拡大や物価高騰が国民生活を直撃する現在、政権の枠組みや経済情勢が変化する中でも、常に所得の低い人々や生活に苦しむ一人ひとりをどう支えるかが最大の課題です。物価高対策やガソリン・電気・ガス代支援、子育て支援の拡充を絶えず主張し続けています。

4. 質疑応答:いかに支援者に寄り添い、信頼を深めるか
講演後の質問コーナーでは、日頃の活動のなかで感じている切実な思いから、私自身も感激のあまり思わず挙手して質問をさせていただきました。
これまで与党としての公明党を信頼し応援してくださっていた方々に対して、どのように語りかけ、安心・納得していただくべきか。山口常任顧問の「うっかり1票、がっかり4年」という言葉をお借りして日頃お話ししていることをお伝えたうえで、今後の対話における具体的な「語り口」についてお聞きしました。
これに対し山口常任顧問からは、 「『長い目でみてやってください、がんばります』と真摯に語っていきましょう」 との温かく力強いアドバイスをいただきました。
目先の情勢に一喜一憂するのではなく、粘り強く真面目に実績を積み重ねていく姿を提示し、愚直なまでに誠実な対話を重ねていくことの大切さを再認識いたしました。


結びに――結党の原点から未来へ
時代が変わる時、今回いただいたアドバイスを胸に刻み、兵庫県本部の全議員が「現場主義」の旗を高く掲げ、「長い目でみてやってください、がんばります」との誠実な対話で地域の皆様の信頼にお応えできるよう、これからも全力で闘ってまいります!